職人不足の手助けになるか、自動見積もりシステム(2014/12/24)

工務店における職人さんの不足は止まりません。職人不足の要因のひとつとして工務店の見積もりの甘さがあるのかもしれません。その解決策としてこの見積もりシステムは工務店、職人にも朗報と思われます。

中小の工務店が設計した新築戸建て住宅の図面を読み込み、約5分で正確な建設費用と工期を計算するシステムを大手建材メーカーの子会社が開発したとのニュースがありました。外観や内装の完成予想図もつくることができるそうです。これまでは、経験を頼りにした従来の見積もりが主流で、見積もりが完成するまで1週間以上かかるり、さらに大まかでトラブルの原因にもなっていたようです。

 建材の種類や必要な工事など約3500項目を自動的に分析するこのシステムは、全国に約6万社ある木造住宅をつくる工務店には朗報かもしれません。

費用は、工務店が支払うシステムの使用料は月5千円から。2年以内に1万社と契約し、売上高100億円を目指すとのこと。

工務店、職人にとって朗報になれば良いが。



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