今後は人で不足感はやや緩和される?(2014/12/11)

12月10日に財務省・内閣府が10~12月期の法人企業景気予測調査を発表しました。それによりますと、大企業の全産業の従業員数判断指数(BSI)がプラス11・6となったようです。リーマン・ショック前の08年6月末時点(プラス12・0)以来の高い水準で、非製造業中心に人手不足感が強まっていることを示しているとのことです。
 製造業がプラス4・6、非製造業はプラス15・3でした。業種別では、外国人旅行客の増加で好調な宿泊業や、建設業、医療・教育、小売業で不足感が目立っています。
 しかしながら、 先行きは、来年3月末がプラス9・7、来年6月末がプラス6・2と、現状の人手不足感はやや緩和される方向のようです。
 さて、次の3ヶ月はどのような数値になるでしょうか。



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